来院される患者さんの中で、月経前症候群（PMS）のみの症状を訴える方はあまりいらっしゃいません。しかし、腰痛はもちろん、肩こりや頭痛、めまい、耳鳴り、腰痛、便秘、冷え性などの問題と共にPMSも含まれているという方は多くいらっしゃいます。そういう方は、主訴の改善に伴ってPMSが軽減していくケースが多数みられます。特に器質的な疾患はないが、PMSが辛いという方は、一度カイロプラクティックを試してみることをオススメします。

整体はいろいろな療法を取り入れた日本独自の経験的な手技療法で、主に体の各部分のズレ（位置の異常）を治すことを目的とし、学問的に不確立であると言われています。一方、カイロプラクティックは、骨の動きの悪さ（主に関節の動き）を治療して神経のバランスを整えることを目的とし、理論的に裏付けられた医療で、約100年前にアメリカで発祥してから、感覚に頼らず、すべて医学的理論に基づいてその治療テクニックが作られました。世界には、カイロプラクティックが法制化されているアメリカ、イギリス、オーストラリアをはじめ、約35校のカイロプラクティック専門大学があり、高度な教育が行なわれています。

特に多いのは、30代～50代です。
しかし、全年齢層のお客様がお見えになります。高齢者や小児の場合は、治療法などを変えるなどで対応できます。仮に治療が出来ない場合でも初診時に説明させていただきますので、お気軽にお越しください。

筋肉や関節などが原因の「運動に関連した痛み」を感じる場合です。
その他、鍼やマッサージの治療であまり効果がなかった場合も、治療を受けてみる価値はあります。と言うのも、それらの治療であまり効果がない場合は、「関節の動きの悪さ」が原因であるために効果がないかもしれないからです。
その他、「関節の動きの悪さ」が原因で、頭痛などの症状が現れることもありますので、一度、連絡して確認していただいてからでも結構です。また、カイロプラクティックは生理痛など内臓に関連した症状にも適用する場合もありますが、必ずしもカイロプラクティックでの治療が正しいとは限りません。まずは検査を受けることが大切です。

わたしたちは全身の関節をみますので、もちろん足首もみます。
背骨ケアと書いてあるのは、カイロプラクティックは背骨の役割を重視しているからです。また、足の治療と平衡して、多くの場合はコンセプトである背骨のケアも同時に行います。足に痛みがあると、体は自然とそれをかばうので、のちに腰や骨盤など他の部位にも痛みが出ることが多いからです。また、足の筋肉や関節が正常になっても、その上にある骨盤や背骨に異常が残っている場合、今度はそこが原因で足に影響が出てくるかもしれないからです。背骨の問題は骨格や神経のバランスを変調させ全身的に影響しますので、足の痛みでも背骨が関わっている可能性があります。そのため、痛みを起こしている足だけではなく背骨も合わせて治療していくことが、よりよい健康を創りだせると考えます。

症状の進行具合によっては治療を受けられないことがあります。慢性関節リウマチは全身性の病気です。免疫系に病的な異常が起こっている状態になり、全身の関節に炎症や関節破壊が起こるのが特徴です。カイロプラクティックは、関節の動きを良くしていくことで、機能を回復する療法です。そのため、リウマチのような全身性の関節炎の場合、痛めてしまい、逆に症状を悪化させることがあります。また、カイロプラクティックに限らず、マッサージや整体も同じように悪化させる危険性がありますので、おすすめできません。当院では、リウマチなどの自己免疫疾患には関節に負荷のかからない特殊な施術を行います。また、カイロプラクティックの適応外の疾患に関して、提携先のクリニックに紹介して最善の治療が受けられる態勢を整えておりますので、ご不明な点はお気軽に相談していただければと思います。

カイロプラクティック治療「のみ」では無理である可能性があります。
と言うのも、猫背やO脚の大きな原因は、日常生活の習慣にあるからです（クセみたいなもの）。そのため、皆様のがんばりが必ず必要になってきます。我々が行うことは、その習慣を正す上で、障害になりそうなことを取り除くことです。また、個人差がありますので、骨格自体の変形がある場合、治療効果はほとんどありません。気になるようでしたら一度検査を受けてください。

残念ながらききません。
カイロプラクティックはアメリカ、イギリス、オーストラリアなど世界主要３０ヶ国では法制化され、保険適応となっていますが、日本では医療として認められていないため、健康保険及び社会保険が適応されません。但し、交通事故などの際に利用される一般の生命保険会社及び損害保険会社によって運営されている医療保険は、適応されることもありますので、加入されている保険会社にお問合せください。

残念ながら「効果がある」とは言えません。
なぜなら、顔の輪郭は、それぞれの骨格の大きさや形、筋や脂肪のつき具合によって決まるからです。カイロ治療を受けて、骨が小さくなったり即座に脂肪燃焼することはありません。骨格の変化により、個人差で変化はあるようですが、「小顔になる」とは言えません。また、巷では顔の歪みの治療というのもありますが、単純なズレを評価できにくいので、当院では小顔矯正のみは行いません。

マッサージなどで言われる「揉み返し」に似たものはあることもあります。
マッサージの揉み返しは、筋肉を揉んだ為に、筋肉自体に「傷」が付き、痛みやだるさが現れます。一方、カイロプラクティックで見られるのは、使われなかった筋肉が働き始めて、筋肉痛のように感じることがあります。これは、日頃運動していない人が、運動会などで走った後に見られるものと同じようなものです。

問題ありません。
こちら側で、治療に制限を加えるなどして、注意しながら治療を行います。特に妊娠の始めと終わりは、刺激が強すぎると母体への影響が考えられますので、さらに注意しながら治療を行います。妊娠の後半に差し掛かってくると、お腹も大きくなり、腰の付け根が痛くなることが多くなります。我々が用いているベッドは、お腹の部分が下がるため、お腹が大きくなってからでも、うつぶせの状態での治療も可能となっております。

大丈夫です。
むしろ積極的に行うことをおすすめします。出産直後は、骨盤周りの靱帯が伸びやすくなっていますので、この時期に不適切な状態のままで放っておくと、半年ほどして靱帯の強さが戻ってきた頃に、骨盤のゆがみによって、腰痛や足の冷えなど様々な問題を引き起こすことがあります。 治療は主に固定などが目的となります。ただし、ただ固定するのではなく、骨盤の動きや周辺の筋肉の状態を整えた上で、固定をしますので、定期的に通っていただくほうが良いでしょう。また、完全に個室となっておりますので、事前に連絡いただければ、お子様と同室で治療が可能です。（1歳未満の方にはバウンサーを用意しております）

顎関節に対し「直接」治療をすることは危険であると考えております。顎関節（顎の関節）は、身体の他の関節とは異なる形状をしているためです。（１つの関節に見えますが、実際には２つの関節であり、どちらの関節に対して治療を行っているか分からないためどうなるかの予測が分かりにくいのです）ただし、顎周りの筋肉、肩から首の関節や筋肉は、口の開け閉めに大きく関係していますので、そこを中心にして治療を行うだけでも、良い結果が得られることが多いと思われます。

はい、問題なく受けられます。一般的に、カイロプラクティックは骨を「ボキッ」と動かすイメージがあり、ご高齢の方には危ないイメージがあるようです。しかし、スパイナルケアには多くのご高齢の方が来院され、日々の健康管理にカイロプラクティックを選ばれています。患者さんの多くは、ご家族やご友人からの紹介で来院されているため、カイロプラクティックがご高齢の方にも危険ではないことを実感されている証拠でしょう。

現在、カイロプラクターはオリンピックの正式なドクターチームの一員として活躍しています。 また、アメリカンフットボールやメジャーリーガーの多くはカイロプラクティック治療を定期的に受けています。 サッカーのACミランにはミランラボという医療施設があり、カイロプラクターが中心となって治療を行っています。日本人選手では、野球の松井秀樹選手や谷亮子選手がカイロプラクティックを取り入れているようです。 日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、カイロプラクティックはスポーツ障害にとても効果を発揮します。

スパイナルケアに来院されている患者さんのお悩みは多岐に渡ります。
腰痛、ギックリ腰、肩こり、頭痛、胸郭出口症候群、筋・筋膜痛症候群、トリガーポイント、手根管症候群、 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、仙腸関節症候群、梨状筋症候群、自律神経失調症、内臓機能の低下、便秘、冷え症、むくみ、しびれ、神経痛、腱鞘炎、慢性疲労症候群、産前・産後の腰痛や肩こり、月経前症候群、抑うつ傾向、お身体の定期的なケアなどが主な患者さんのお悩みです。

いいえ、カイロプラクティックは人間が本来持ち備えている"自然に身体を癒す力"を引き出し、健康へのお手伝いをするのみですので、カイロプラクティックを受けているだけで健康になるという事ではありません。栄養面の偏り、過度なストレス、睡眠不足、という不規則な生活下では、いくらカイロプラクティックを受けても自然治癒力は高まりづらく、治療効果も下がってしまいます。十分な睡眠・栄養・運動・そして定期的なカイロプラクティック治療で自然治癒力を高め、心身のバランスを整える事が健康には不可欠です。

はい、お子さんもカイロプラクティックを受けられます。子供は神経や筋骨格系の発達が目覚ましく、それだけに神経機能の異常や筋骨格のバランスが崩れてしまうと正しい成長が阻害され、見た目上の問題だけでなく、学習障害や注意欠陥障害、肩こりや腰痛などのトラブルにかかりやすくなることがあります。またアメリカをはじめ、カイロプラクティックの先進国では、産婦人科にカイロプラクティックが入っている病院も多く、産まれたばかりの新生児から治療を行っています。日本でも、受験などで肩こりの症状を訴えるお子さんも増えてきており、子供のころからのカイロプラクティック治療の需用が高まってきています。

うつ病治療は現在の西洋医学の分野では薬物療法と休息が中心となっています。
しかしながら、気分障害としてのうつ病と慢性的な身体愁訴を併発しているケースも多いことも事実です。さらには慢性的な筋骨格症状の遷延化によって精神的なストレスが強くなり、抑うつ傾向になることもあります。このような身体愁訴、すなわち筋骨格系の諸問題に対してカイロプラクティックが有効で、身体愁訴から来る抑うつ傾向にも改善を示すという研究報告もなされています。加えて、カイロプラクティックには「神経機能の正常化」、分かりやすく言えば人体を司っている神経系のはたらきを整える、という役割があります。この神経系には自律神経も含まれていますので、ストレスによって過剰になった交感神経のはたらきを抑えて、副交感神経とのギアチェンジをスムースに行なえるようにすることで心身のさまざまな部分で起こっているアンバランスを改善することができるのです。ですので、うつ病の原因といわれている神経伝達物質のセロトニン分泌の問題などは薬物療法と休息を中心にし、付随的な筋骨格系症状の改善と身体のリズムを作るという目的でカイロプラクティックを併用していただくことは非常に有用です。

便秘は胃や腸などの消化器系の機能が低下することで起こります。
カイロプラクティックで背骨矯正や骨盤矯正を行うことで、自律神経系の働きが整い、胃や腸が適切に働けるようになることで便秘が解消されることがあります。また、内臓器官に直接手技を行い、胃や腸の運動を手助けしたり、血流を改善させることで便秘が解消されることもあります。

良くなります。カイロプラクティックでは、関節の評価だけでなく、それに関わる靭帯、腱、筋肉などの状態を把握してから治療を進めていきます。腱鞘炎の主な原因が使い過ぎによるものです。そのため筋疲労や腱鞘・関節などの炎症が起こっていることが多くあります。主な治療としては、筋肉の緊張が腱に及んでいることが多いので筋肉の緩和をすることが重要です。腱にかかるストレスを減らすことで早く治ってきます。炎症が酷く、痛みが強い場合は、物理療法と言って治療器具を使って炎症を抑えたり、テーピングやサポーターなどのアドバイスもいたします。

効果的です。自律神経失調症は、顔のほてり、片頭痛、手足のしびれ、動悸、脈が早くなる、胃腸の調子が悪い、倦怠感が強い、寝付きが悪い、集中できない、意欲がわかない、原因不明のイライラ・・・など、体には異常は見られないのに症状があり、原因不明とされる疾患を言います。ただ、定義や概念については統一されておらず、正式な病名ではありません。上記のような症状があるのに検査をしても異常がみつからないときに自律神経失調症と診断されることが多いようです。カイロプラクティックは神経の通り道である、背骨の侵害刺激（痛みなど）を取り除くことで、この自律神経の働きを良くしていきます。それを繰り返し行うことで自律神経のバランスを正常に近づけることができます。

はい、問題なくお受けになることができます。子供は神経や筋骨格系の発達が目覚ましく、それだけに神経機能の異常や筋骨格のバランスが崩れてしまうと正しい成長が阻害され、見た目上の問題だけでなく、学習障害や注意欠陥障害、肩こりや腰痛などのトラブルにかかりやすくなることがあります。

はい、問題なくお受けになることができます。骨粗鬆症で一番リスクが高いのは骨に圧迫する力が加わっておこる骨折です。カイロプラクティックでは、骨や関節にかかる負担を軽減する方向に力を加えていくため、基本的に骨折の心配はいりません。また、カイロプラクティック治療により、骨に刺激を加え関節の動きを滑らかにすることで、骨粗鬆症の進行を予防、あるいは改善させることが期待できます。

カイロプラクティックは日本では法制化されていません。そのため、2年や3年の学校や、ひどい所では1ヶ月～半年で卒業資格を発行する学校もあるようです。当院では、WHOのガイドライン基準に基づく教育を修めた「カテゴリーA」カイロプラクターのみが施術を行います。（参考リンク「日本カイロプラクティック登録機構」） また、スパイナルケアでは医療連携が充実しており、適応外症状の場合には他の医療機関の紹介できます。これも他院にはないサービスだと思います。