カイロプラクティックとは
治療実例
肩こり
38歳女性 IT系会社員
20年以上続く慢性的な肩こりを訴えて来院
- 思い当たる原因は、大学卒業以来ずっとデスクワークに職務し、運動もほとんど行なっていないので、身体が固まってしまったのだと感じている。
- ここ3年は月に一度ほどマッサージや整体をうけてきたが、数日は軽くなるもののやはり辛さが耐えないのでカイロプラクティックを試してみようと決意した。
- 自分の肩こりがどのようになっているのか?治るのか?がとても気になる。
- また、40代を前にして、このままでは身体がもっと悪くなってしまうという心配もあり、真剣に身体を変えていきたいと思っている。
施術の様子
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施術の経過
Biotonix姿勢分析により、身体のアンバランス、筋肉の左右差、前後差などが確認できた。
検査結果に基づき、脊柱の矯正、筋膜のリリースをアクティブリリーステクニックとグラストンテクニックを行ない、10回の治療で40%改善した。
その後一ヶ月に一度の治療と、ご自宅で必要なエクササイズを行なっていただき、初診から3ヶ月経過し60%以上の改善を保てている。
担当カイロプラクターからのコメント
20年以上前からの慢性症状で、定期的な運動やケアをしてこなかった場合、筋肉組織自体が変性し、コラーゲンなどの分子構造に変化が起こっている可能性があります。
こういった変化のことを、病気ではなく機能病理と呼び、命に別状はないけれども機能的に健康状態に悪影響を与えてしまいます。
今回の問題も、機能病理が進行していた可能性がありました。
このようなケースでは場合、マッサージなどではなかなか持続的な改善が期待できなくなります。 そのため、慢性的な筋肉、筋膜の問題に効果的なアクティブリリーステクニックとグラストンテクニックを選択し、さらに身体の力学や柔軟性、筋力を改善させるためにカイロプラクティック治療と並行して、ご自宅でのストレッチとピラティスを行なっていただきました。
今回のケースでは、3ヶ月経過時点で60%の改善ということで、決して回復したわけではありませんが、何をしても持続的な改善がみられなかったことを考えると大きな前進だったと思います。
根深い問題に対しても諦めずに適切な選択をする事で改善していくことが分かったケースでした。