カイロプラクティックとは
治療実例
しびれ
45歳女性 会社員
右手のしびれを訴え来院
- 仕事でPCをよく使用するため、普段から肩こりは慢性的に感じていた。
- 夏休みの間にいつもより少し長めに睡眠を取った次の日の朝に寝違いを起こした。
- その2~3日後から右腕にしびれを感じるようになった。
- 現在は症状がひどくなると仕事にも支障をきたす。
- 整形外科に行くとレントゲンを撮りヘルニアと診断された。
- しかし、薬を処方されたが症状に変化がないため来院。
施術の様子
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担当カイロプラクターからのコメント
検査から胸郭出口症候群という、カイロプラクティック治療が効果的な症状だということがわかりました。胸郭出口症候群の発生原因は過剰に緊張した筋肉の下を通過する神経及び血管が圧迫されることがほとんどです。
特に圧迫を受けやすい部位を総称し
(1)斜角筋症候群
(2)肋鎖症候群
(3)小胸筋症候群
の3つが有名です。比較的、女性や細身の男性に多い傾向があります。
また、1ヶ所だけの問題というよりも、2ヶ所以上が問題になっているケースが多いようで、今回も(1)斜角筋症候群と、(3)小胸筋症候群を合併していたようでした。
これをクラッシュシンドロームやマルチクラッシュシンドロームと呼び、今回の症状のように、神経の障害は、障害部位が多いほど、症状は悪化しやすく、回復も遅くなります。
今回のケースでも1回目の調節の安定が悪かったので、1週間に2回のペースで、計5回調節したところ症状は60%以上回復しました。