このような症状の方が来院されています
足の痛みと痺れ、強い頭痛に苦しむ40代の女性主婦
- 10年前から腰痛に苦しんでいる。
- 5つの整形外科を受診し、どの医院でも必ずレントゲンを撮影し、背骨の問題とヘルニアによる座骨神経痛と診断をされた。
- 薬や牽引では改善しなかったため、医師からは手術をしなければ治らないと指摘された。
- 何とか手術を避けたいと思い、色々と調べた結果カイロプラクティックがヘルニアや座骨神経痛に効くことがわかりスパイナルケアを受診した。
初診時の症状
- 右足の後面から足の裏まで強い痛みとしびれあり
- いくつかの椎間板ヘルニアの検査で症状が悪化
- 頸椎、腰椎の柔軟性が低下し、圧痛あり
治療に用いた施術
- 問診と検査結果から、右足の症状は医師の診断通り椎間板ヘルニアによる問題であることが分かった。さらに、臀部の筋肉により座骨神経が圧迫されていることでさらに症状が酷くなっていることが分かったので、腰部にカイロプラクティック治療、臀部の筋肉に対してSRTを行なった。
- 頭痛に関しては、脳神経外科にてCTなどの精密検査を行なったが異常がなかったため、頚の問題が関連していると考え、頸椎の調整とインナーマッスルに対してSRTを行なった。
- 初診の治療後には症状が2割ほど改善し、10回目の治療後には足の痛みと痺れ、頭痛共に8割以上痛みがなくなった。現在は再発予防と心身のアンチエイジングのために月に1度のウェルネスケアを行なっている。
担当カイロプラクターからのコメント
椎間板ヘルニア(座骨神経痛)とカイロプラクティック
整形外科にて椎間板ヘルニアと診断され、手術を勧められている患者様は多くいらっしゃいます。
一方、手術は何とか回避したいけれども、何をして良いのか分からない患者様ともお会いしてきました。
椎間板ヘルニアにはグレードがあり、運動麻痺が酷くなければ保存療法で良くなるケースが多々あります。
欧米では、カイロプラクティックは保存療法の中でも最も効果が認められている療法の一つです。
体幹(コアマッスル)の弱さが椎間板ヘルニアの原因に
椎間板ヘルニアがなぜ起こるのか?という元々の原因を探るといくつか理由がありますが、多くの場合に共通しているのが体幹の筋肉が弱くなっていることです。
体幹というのは、手足を除いた胴体の部分を指しますが、加齢と共に適切な鍛え方をしないと弱くなってきます。
ポッコリお腹や猫背は身体を支えることができなくなっている典型的な姿勢です。こうなると、背骨の間にあるクッションである椎間板には非常に強いストレスがかかります。これが毎日続くようになると、椎間板が傷つき、神経を圧迫してしまうことになるのです。今回の患者様もこれに該当すると思います。