筋筋膜痛症候群とは
筋筋膜痛症候群というのは、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
しかし、これによって『坐骨神経痛のような痛み・しびれ』が出るケースが非常によく見られます。
筋筋膜痛症候群の場合、原因となっているコリの部分を押すと、押している部分だけの痛みだけではなく、足のしびれ・痛みも一緒に出てきます。これを関連痛と呼んでいます。
よく見られるのは、お尻の筋肉にこの硬結(コリ)が出来て、太ももの裏やふくらはぎなどに痛み・しびれなどの関連痛を出す状態です。症状が坐骨神経痛と似ているため、間違われることも少なくありません。
筋筋膜痛症候群では、原因となっているコリのことを「トリガーポイント」と呼びます。
よく見られるのは、次の状態です。
腰のコリ→足(特に太もも裏)のしびれ・痛み
お尻のコリ→足(特に太もも裏やふくらはぎ)のしびれ・痛み
筋筋膜痛症候群の原因
筋筋膜痛症候群は、まず腰やお尻などにコリが出来ることから始まります。コリの部分は触ると硬くグリグリになっています。
コリが出来る原因としては怪我の影響などもありますが、多くは日常生活でのクセや筋肉のバランスの悪さ、骨盤や背骨の問題などです。
筋筋膜痛症候群が起こるメカニズム
●腰やお尻、太ももなどにコリができる
↓
●コリの部分で血流が悪くなり、徐々にコリの部分が過敏になる(トリガーポイント)
↓
●足にしびれ・痛み(関連痛)が起こる
トリガーポイントには2種類あります。
1つは、トリガーポイントを押さない限り、足にしびれ・痛みを起こさないタイプです。この状態では自覚症状としては手のしびれはありません。
もう1つはトリガーポイントが過敏になりすぎて、押さなくても足にしびれ・痛みが起こっている状態です。この状態では自覚症状として足のしびれ・痛みを訴えてきます。
筋筋膜痛症候群の症状
●足にじわーっと、重だるいようなしびれ・痛みが出てくる。
●一般的には筋肉への疲労が溜まってきた夕方などにしびれ・痛みが強くなる。
●前屈、後屈などの動きでしびれ・痛みが強まる弱まるなど変化することはあまりない。
●特定の姿勢や長時間の歩行などでしびれ・痛みが悪化することがある。
カイロプラクティックでの筋筋膜痛症候群の治療
筋筋膜痛症候群は「筋肉のコリ」が原因ですので、マッサージでも改善できる可能性はあります。しかし、根本的な解決にはカイロプラクティック治療で関節を調節し、負担のかかりにくい体質にしていく必要があります。
特によく見られるのは、お尻にある「梨状筋」という筋肉のコリです。お尻や腰の筋肉は骨盤や腰椎に付いているため、腰椎や骨盤を整えると改善が早くなります。
筋筋膜痛症候群でお悩みの方は、国際基準のカイロプラクティック治療院・スパイナルケアにご相談ください。
トリガーポイントをチェック 骨盤や腰の調節をしていきます 予防の体操やストレッチもお伝えします
これまでに筋筋膜痛症候群で来院された患者さんの症例・治療例■脚のしびれと力の入りづらさを訴え来院(80代女性 無職 三軒茶屋在住) 【初診時の症状】 【施術後の経過】 【担当カイロプラクターからのコメント】 |
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