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更新日 2014-05-02 | 作成日 2007-12-06
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インピンジメント症候群とは

インピンジメントの意味は、「挟み込み」です。別名「挟み込み症候群」ともいいます。インピンジメント症候群とは、肩のところで腱の「挟み込み」が起こった結果、痛みを起こすものです。

肩には、肩を安定させるために重要な筋肉があります。これら筋肉は肩関節を前後から支える「ローテーターカフ(回旋腱板)」と呼ばれる腱となり、肩関節を安定させています。これらの腱が肩関節に挟まることで痛みを起こすのです。

ローテーターカフ以外にも上腕二頭筋(力こぶ)の腱に挟み込みが起こることもあります。

インピンジメント症候群の原因

多くの場合、突発的に痛めるというよりも、徐々に積み重ねで発症します。日常的に肩を上げたような姿勢で仕事をする職業(ペンキ塗り、建築作業など)や肩を酷使するスポーツ(テニス、野球、バドミントン、ゴルフなど)で徐々に痛みを起こしてくることが多いようです。

日常的に肩を上げるような仕事やスポーツでは、ローテーターカフなどが慢性的に圧迫され擦れるようになってしまい、その結果として痛みを起こすことが多いようです。
肩を60度から120度の間で上げているのが、最もローテーターカフが圧迫されるポジションとなります。この姿勢になることが多い方は要注意です。

また特別肩を上げたりしていなくても、姿勢が崩れ肩が前に丸まったようになると、インピンジメント症候群を起こすことがあります。

インピンジメント症候群の症状

●特にきっかけもなく肩に違和感が現れ、次第に肩を上げたときの痛みが悪化してきて、ついには鈍い痛みが昼夜を問わず現れるようになることが多い。
●肩を丸めるような姿勢が多いデスクワークにしばしば見られる。
●肩をよく使用するスポーツ経験者(野球などボールを投げたり、テニスのようにラケットを振る競技)にしばしば見られる。
●重量物を持ち上げるような労働者(引っ越しなど)にしばしばみられる。
●加齢によって起こってくる場合もある。

カイロプラクティックでのインピンジメント症候群の治療

インピンジメント症候群には、カイロプラクティック治療が有効です。インピンジメント症候群では肩関節の動きが正常ではないケースが多く見られますので、カイロプラクティック治療で肩の動きを整えるとともに、傷ついた腱への負担を減らすために、骨盤・脊柱の調節を行っていくのが最も良い手段です。

この症状は放置しておくと徐々に肩が上がらなくなり、日常生活にも大きな支障を来す可能性がありますので早めの治療が肝要です。

ンピンジメント症候群にお悩みの方は、是非国際基準のカイロプラクティック治療院・スパイナルケアにご相談ください。

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   脊柱の調整         肩関節の調整           頚椎の調整

これまでにインピンジメント症候群で来院された患者さんの症例・治療例

■ゴルフスイング時の左肩痛(インピンジメント症候群)を訴え来院(40代男性 会社員 二子玉川在住)

【ゴルフスイング時の左肩痛(インピンジメント症候群)を訴え来院】
この症状は昨年11月、ゴルフのスイング時に始まった。その後寒くなるにつれて症状は悪化し、接骨院を受診しインピンジメント症候群と指摘された。
その後ゴルフを続けたが痛みが治まらず、整形外科でヒアルロン酸の注射を5回ほど受けた。
症状は回復したように思われたため、再びゴルフを再開したが、2,3回のスイングで痛みが現れ、その後肩前面だけでなく、肩後面や頚部にも痛みが広がってきている。
猫背で身体が固いことを自覚している。

【初診時の症状】
インピンジメント症候群により棘上筋や肩峰下滑液包に慢性的な炎症が起きている。
脊柱と骨盤、股関節の柔軟性が減少。

【施術後の経過】
初回~5回目は棘上筋を中心としたローテーターカフのアクテティブリリースを行い、症状はほぼ消失。
その後は2週間に1回ペースのエクササイズ指導により再発予防をしている。

【担当カイロプラクターからのコメント】
慢性的な症状の場合はエクササイズやストレッチなどのセルフケアが症状改善および再発防止に重要になります。
エクササイズで肩周辺の筋を鍛えることは、再発予防はもちろんゴルフのパフォーマンス向上にも繋がります。
カイロプラクティックではセルフケアに関してアドバイスすることで、患者様の健康をより高めていきます。

その他のインピンジメント症候群の症例・治療例はこちら

【お悩みの方はぜひ一度ご来院ください】

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