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更新日 2014-05-02 | 作成日 2007-12-06
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肩の腱断裂とは

肩を安定させる重要な筋肉は、肩のところでローテーターカフという腱を形成しています。この腱は肩を動かすときに重要な役割をしている部分です。

中高齢者ではこの腱の部分が非常に脆くなっていることがあります。特に45歳から65歳ではしばしばこの腱の部分を断裂してしまうことがあります。

肩の腱断裂を起こす原因

転倒して肩を直接打ちつけた場合や、転倒時に手を着いた際などに断裂を起こします。
このように明らかな怪我がある場合もありますが、非常に腱が脆くなっている状態では、些細なことでも腱断裂を起こす危険性があります。

肩の腱断裂の症状

●部分的な断裂を起こすと、日常生活の中である決まった腕の動きによって痛みが起こる。例えば物を持つとき、髪をとかすとき、腕を上げるときなど。

●完全な断裂では痛みのため反対の手で腕を抱えるように支えていなければならない状態になる。そして夜寝ている時に痛みが生じ、痛みのために眠れないこともある。

腱断裂を起こしていると、自力で肩を挙げることはほぼ不可能になります。ただし、肩周りにはいくつもの筋肉がありますので、断裂を起こした部分をほかの筋肉がサポートして少し挙げられる場合もあります。

肩の腱断裂の治療

腱断裂を起こしている状態では、むやみに肩を動かしたりすると逆効果になることがあります。基本的には整形外科での治療が主になります。

病院に行くべきか判断しかねる場合は、国際基準のカイロプラクティック治療院・スパイナルケアにご相談ください。