髄膜炎による頭痛とは
髄膜とは、脳や脊髄を覆っている膜の総称です。脳や脊髄を覆っている膜には3層あり、外側から硬膜、くも膜、軟膜とあります。この3つの総称が髄膜です。
髄膜炎とは菌の感染などにより髄膜に炎症が広がる状態です。髄膜は脳に接しているわけですから、炎症が脳にまで及んでしまうと脳炎になる危険性があり、早めの処置が必要になります。
髄膜炎の症状
●頭痛に先立って発熱や喉の痛みなどが起こる。そのため風邪と間違われることもある。
●持続性で、頭全体が激しく痛み、その後首に痛みが拡がる。
●夜中にも痛みは続く。
●吐き気、嘔吐を伴う。
●首に硬直が起こる。硬直により首を前に曲げたときに、顎を胸につけることができない。
頭痛、発熱、嘔吐が髄膜炎の3大徴候と言われています。
また、首が前に曲げにくくなるのは、髄膜刺激症状と呼ばれ特徴的なサインです。
髄膜炎の治療
当然、カイロプラクティックの適応範囲ではありません。風邪と間違われて放置されることもありますので、病院を受診してください。
病院へ行くべきか判断しかねる場合は国際基準のカイロプラクティック治療院・スパイナルケアにご相談ください。