緑内障による頭痛とは
緑内障とは、眼圧(目の中の圧)が高まっている状態で、眼圧が高くなると視神経が障害され、視野が失われていく状態です。
緑内障になる原因は、先天的なもの(生まれつき)、目の炎症など怪我に起因するもの、糖尿病やステロイドの長期使用によるもの、原因不明のものなどさまざまです。
一般的に緑内障は症状がないケースが多いのですが、頭痛として訴えてくることもあります。「目の疲れ」と勘違いされるケースもあるので、注意が必要です。
緑内障による頭痛の症状
●初期症状は頭痛が多く、下を向いたときに頭痛が悪化する。
●主に目のあたりに頭痛が起こる。頭痛は我慢できないほどの痛みであることが多い。
●嘔吐、視覚障害、結膜充血などがみられる。視覚障害は自分では気づかないことも多い。
一般的な緑内障では、自覚症状があまりなく、気がつかない間に視野が狭くなっていることもあります。
一方、急性で起こる緑内障もあり、目の痛みや頭痛、吐き気、白目の充血など激しい症状を起こすこともあります。
緑内障の治療
緑内障は急性でないと見逃されてしまうケースもあります。そのため、目の疲れが取れないときなどには眼科を受診することをお勧めします。
緑内障で視神経が障害された場合、視神経は元には戻りません。従って早めの定期検診をお勧めします。
ただし、同じような痛みでもレーシックなどの視力矯正後に起こる頭痛であれば、頚椎原性頭痛や緊張性頭痛の可能性もあります。
実際の症例でも同じような例がありました。
病院へ行くべきかをご自身で判断しかねる場合には、国際基準のカイロプラクティック治療院・スパイナルケアにご相談ください。